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2012.09.30 

まだ見ぬあなたへ~Vol.3

上質なものを丁寧に着ることを目指したいから・・・

 

衣替えの季節です。

今日は、暑い夏に活躍したコットンや麻のセーター類の洗濯についてお話します。

 

特に高価なものになるほど、何にでも「ドライクリーニング」と洗濯表示されていますが、素肌に触れることの多いセーター類は手洗いをして、汗や皮脂をすっきりと落としたいものです。

ポイントは、色落ちしないよう優しく手早く洗うこと、型崩れに注意すること。

 

まずは洗剤、ウールマーク付の洗剤や柔軟剤や・・いろいろなものが出ていますが、それよりも純粋な「石鹸」が布地の風合いを損なうことなくすっきりと洗えるような気がします。

カシミヤなどのセーターを洗うと良くわかるのです。

毛と毛の間に空気を含んでいるような洗い上がり、これは界面活性剤入りの洗剤では感じられません。

あくまでも主観ですが、機会がありましたらお試しくださいね。

 

手早く洗うコツは、部分洗いと泡立てです。

汗染みの気になる脇の下や襟ぐりを、まず丁寧に洗います。

泡立てた固形石鹸をなすりつけるようにして、優しく丁寧に。

石鹸が溶けるくらいの温度のぬるま湯に(今の季節でしたら水で十分)

しっかり石鹸を溶かして泡立てた中で優しく押し洗いをします。

あとはすすぎを十分にして。

とにかく手早く!干すところまでは一気になさってください。

 

脱水は二つ折りくらいに畳んで、水が滴らない程度の短時間で。

風通しの良い日陰に、平らにして干すか、

ゲージの細かいものだと、市販されているセーター用の厚いハンガーも使えます。

 

ご心配でしたら、クリーニング店に「水洗いクリーニング」をご相談くださいね。

また、化学繊維が入っているものは水洗いできないものも多くあります。

ここまでお読みくださって申し訳ないけれど、ご自身の責任でお願い致します。

 

                      今日はこのあたりで。

              次回はアイロン掛けについてお話します。

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