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日々の徒然 記事一覧

2012.12.18 

まだ見ぬあなたへ~Vol.12

寒い日が続いています。

今日は「暖かインナーウエア」のお話を。

感じ方は人それぞれ、あくまでも私の主観です。

 

近年、巷にあふれている温感下着。

乙女シャツともいうそうですが(笑)

あれって暖かいですか?

 

いえ、暖かいのです。

数値的に実証されているので、間違いなく温かい。

 

私も着て見ました。

けれど、体の奥の方が冷えるような気がするのです。

確かに体の表面は暖かいのですが、

昔ながらの綿の「ババシャツ」の方がほっこり温まるのです。

何というのか、アクリルとカシミヤの違いと申しますか。

 

あるドクター曰く、「ありゃ体に悪い」のだそうです。

無責任ですが、細かい仕組みは分かりません。

けれど、そのように説かれていることも事実です。

 

かと言って、ぴったりしたセーターのインナーに

綿のババシャツを着るわけにも参りませんし。

 

ここでいかがでしょう、

体調が優れない時にだけでも

お母様の昔ながらのシャツをお借りになるって言うのは。

 

あと、ブラジャーのワイヤーも

きっと体には毒なんだなと思うことがあります。

 

ヒトが化学繊維を纏い始めたのはつい最近の事。

目に見えぬ、解明されていないことが多くあるのかもしれません。

 

体の中のことと、おしゃれのこと。

耳を澄ましながら、上手に付き合っていきたいものですね。

 

慌ただしい時節柄、みなさまお健やかにお過ごしください。

 

                      今日はこのあたりで。

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2012.12.08 

Christmas 2012・・知恵の樹の実

大きな美しい林檎を頂きました。

 

この林檎は食べることはできないけれど・・・。

 

飢えを凌ぐのに精いっぱいだった頃も

文化の灯を絶やさなかった先人たちに思いを馳せながら

2012年のクリスマスを迎えます。

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2012.12.04 

Christmas 2012・・天使降誕

天使のボビンレースが届きました。

 

毎年、クリスマスの声が聞こえる頃になると

ご自身がどんな状況にあってもお届けくださいます。

 

細い糸で編まれた、繊細な手仕事。

お作りになった方の温もりが伝わります。

 

みなさまのクリスマスが温かくありますように。

なにより、お健やかにお過ごし頂けますように。

 

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2012.12.01 

まだ見ぬあなたへ~Vol.11

鮮明に思い描いたイメージは実現する。

「成功イメージトレーニング法」なるものを聞いたことがあります。

 

例えば、

なりたい自分を想像すれば、自ずと道が開けてくる。

「○○を絶対手に入れる」と強く思い描けば、

それを手に入れることができる。

コンテストに作品を出すとき、

表彰台に立った自分のイメージをより鮮明に思い描けば

その目標に到達できる。 等々・・

 

さて、その表彰式。

目を瞑ってスポットライトを浴びている

ご自身を思い描いてください。

どんな御召し物で立っていらっしゃいますか?

 

ほとんどの方が、コンクールに入賞しましたと聞いて、

急ぎ晴着をお探しになるのだと思います。

 

けれど、

お客様で展示会に作品を出される前から、

表彰台に立つための服をご用意された方がおいででした。

その方は見事入賞!

 

また、当日作品を仕上げ、その場で入賞式があるというコンテストには

入賞をした時の為にドレス持参すると言う方の

お話もお聞きしたことがあります。

その方も、確か入賞されたとお聞きしました。

 

成功イメージトレーニング。

幸せを引き寄せる扇の役目かもしれません。

 

来年は、純白のドレスを纏っている

イメージトレーニングでも致しましょうか!(笑)

 

                      今日はこのあたりで。

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2012.11.21 

Christmas 2012

クリスマスのディスプレイをして頂きました。

 

・・・静かな、童話に出てくるような森の中。

 

全容はどうぞ実物をご覧ください。

深々と降り積もる雪まで見えるようです。

 

2012年もあとわずか。

穏やかにお健やかにお過ごし頂けますように。

 

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2012.11.15 

まだ見ぬあなたへ~Vol.10

えびすさんが終わりましたら冬本番。

冬の高級素材の代名詞、「カシミヤ」

特にオーソドックスなコート用に使われるカシミヤについてお話しましょう。

 

目を疑うようにお安いカシミヤのコートを

お求めになるくらいでしたら、

迷わず品質の素晴らしいウールのコート、

若しくは、カシミヤ混紡ウールのものお召ください。

 

粗悪なカシミヤは硬い毛が混ざっていたり、毛が太く短かったり、

触るとザラリとした感覚です。

一方、上質なカシミヤの繊維は細く長く、キューテイクルが揃っています。

触ると指にまとわりつくような、滑らかさと柔らかさが持ち味です。

 

近年は後加工が発達しているらしく、

一見滑らかなカシミヤと言うものが出回っているようです。

いわゆる、リンスを潜らしているようなものです。

時を隔てると、そう、リンスが取れてくるのです。

 

ベーシックなカシミヤコート地は大きく分けて2パターン。

ビーバー仕上げと呼ばれる、

織ったカシミヤ地を針(アザミの実)と水を使用して起毛させた、

毛足が短く光沢を押さえたもの。

ウエーブ仕上げと呼ばれる

水を使用せず、針(アザミの実)のみで起毛させた、

濡れたような光沢のあるもの。

粗悪品のリンス加工も光沢がありますが、こちらとは別物です。

 

後は、打ち込みのしっかりしているもの、

厚みのあるものが上等になりますが、

婦人物はデザインと相談してお選び頂ければと思います。

 

カシミヤは何といっても、「イギリス製」

ご多分に漏れず、近年名門メーカーが閉じられたり、

イタリアに移ったりしていますけれど・・。

 

イギリス製マックナーは、私の中では最高のカシミヤ。

柔らかな手触り、十分な厚みと打ち込み。

縫っていても頬摺りをしたくなるような素材です。

 

ヘビーシルクと共に、いつかはきっとと思い焦がれていた素材。

とうとう今年、手に入れました♪

http://blog.atelier-miyo.com/?eid=230

                      今日はこのあたりで。

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